日本語能力向上プログラム

コミュニケーションの源となる「聞く・話すチカラ」

受け入れ企業様が技能実習生に求めているのはコミュニケーション能力かと思います。 当組合では「読む・書く」だけでなく、円滑な人間関係構築の源となる「聞く・話す」コミュニケーション能力に特に重点を置いています。 日本語能力試験N4レベルを目標に、一般的には1ヶ月程度(160時間)しか行わない事前講習を5ヶ月(840時間)を行っています。 また、実習生自身も日々の講習後に自ら語学習得に取り組むなど弛まぬ努力を続けています。

母国と日本での一貫した日本語教育システム

当組合は母国の送り出し機関と入国後講習を行う講師の責任者が、実習生の状況や授業の進捗についての情報や意見交換を行っています。入国してくる実習生の状況を知ることで母国と日本とで一貫した日本語教育を行えるよう努めています。 両国での教え方の違いや実習生が既に習得した事を再度教えるなどの無駄を無くし、実習生に対して効果的でわかりやすい日本語教育ができるよう尽力しています。

人間力向上プログラム

実習生手帳、朝礼による目標設定、気づきの習慣

実習生には全員、当組合オリジナルの「実習生手帳」が手渡されます。 この手帳を通じて「考える力・豊かな人間性・仕事力・感謝力」の4つの能力を磨く事が出来ます。 手帳には月間テーマに基づいた質問が毎週用意され、それに答える中で考える力が養われていきます。 例えば「報告・連絡・相談」と言うテーマの場合「自分が報告・連絡・相談を受けるならどのようなやり方が良いか?」などの質問に月曜から日曜までの7日間、毎日違った回答を考えていきます。 そうした訓練を繰り返す中で、気づき、考える力が身につき、目標に対する達成感を学び、感じる事が出来ます。

ありがとう作文コンクールによる感謝力強化

毎年「ありがとう」をテーマとした作文コンクールを開催しています。 優秀な作品は表彰を行い、冊子にまとめて企業様にも差し上げています。 日本語の文章力、読解力を向上させる目的もありますが、本当の狙いは「ありがとう」を伝えたい相手も思い浮かべながら集中して作文を書くことで「感謝力」を向上させる事にあります。 実習生にとっても日本で得た一生の思い出になると思っています。 当組合ホームページ内で優秀作品を紹介しています。 優秀作品はコチラ(※現在工事中です。少しずつ更新して参ります)

お掃除ぴかぴか運動

実習生は配属までに日本語と共に日本での生活マナーや生活習慣も学びます。 入国当初はキレイだった部屋も、生活に慣れてくるにつれて次第に乱雑になったり汚れたりします。これは我々日本人も同様ですが、部屋をキレイにする事は、部屋がキレイになるだけではなく心もキレイになります。 物を大切にする心、次に使う相手を思いやる心も養え、健康や仕事にも大変良い影響を与えてくれます。 当組合では実習生配属後も「お掃除ぴかぴか運動」を通じて、実習生の衛生的な生活環境整備と精神的な環境整備に努めています。

採用力向上プログラム

基礎能力テスト

1.クレぺリンテスト等で能力面を含めた性格・行動・特徴を総合的に測定します。 合格者のテスト結果は企業様へお渡しし、面接時の参考にしていただいています。
2.簡単な算数テストによって、地頭の良さをはかります。
3.決められた事を手順通りに正確に行うことができるかどうかの適性テストも併せて実施しています。

他にも面接で何を質問すればよいかわからないという企業様には、質問表を用意しておりますので、ご安心ください。